LiteXiv
神代 式
あまりの寒さに目が覚めた。
ここは・・・少なくとも東京にあるマンションの1室ではないようだ。
周りを見渡す。
6畳位の薄暗い部屋で、ドアは1つ。窓は無く蛍光灯のジーと言う音だけが響いている。
ベッドの横には小さい机があり、その上には薬瓶とラベルの無い缶が1本ずつ置いてある。
ドアの外を覗いた。
廊下があり、所々朽ちている。どうやら何処かの廃墟に居るようだ。
自分が何故このような所に居るか分からないが、とりあえずここから出なければ・・・。
身を切るような寒さの中、服を着替え限られた物資をバックパックに詰め、私は部屋を後にした。
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