漫画小説「猫の通勤電車」/5

私には、人間様と同じ様に仕事があります。それは、あるお店の看板猫。
自分から言うのも何ですが、案外頼りにされているのです。今では、私を目当てに来ていただけるお客様もいて、お客様を呼ぶ招き猫として評判の猫なのです。
「それはどんなお店かって」その事は後ほどゆっくりお話しする事にします。

翌日・・・
「猫に、いや猫ちゃんにですかー、運賃なんて」
「それでは申し訳ないですから」
「いいんですよ、お気になさられないで下さい」
何だか私の事て飼い主さんと鉄道会社の人が話をしているみたいなんです。
「何とかお願いします」
「何しろ前例がないでね。猫の定期券なんて」
やっぱり私の事です。私に定期券を発行してくださる様にお願いしているみたいです。
それは、私だって飼い主さんの言う通り、毎回毎回無賃乗車じゃ気が引けます。
片身が狭い思いです。コソコソと隅っこの方に大人しくしていなくてはいけないかなって、正直思ってました。
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2007-09-20 15:17
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riki

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