【PFLS】女二人【テイル・コロッセオ】
レトは時期を見誤ったと思った
ノーザリアに渡った際、口説き落とした巨人族の女戦士
興行のため決して少ない額ではない前金を支払い、観客の驚きが損なわれぬよう渋る彼女を巨大な荷車に伏せさせてまで闘技場に運び込み、ノーザリアからの誘致闘士という手前、闘士の体に取り付けた風船を割ったものの勝ちとするごくごく平和的な特殊ルールまで手配し臨んだ。
最初はその見慣れぬ巨人の容貌に興奮していた観客だったが
それにも人というのは慣れるもので、場の熱気が回を追うごとに加速度的に冷えていくのが
わかった。
巨人と人間とではやはり力に差がありすぎたのだ。
もちろん相手闘士には手練を揃え、回を重ねる度頭数も6人から10人まで増やした
弓や投擲武器の使い手も送り出した
それでも巨人闘士には及ばない。
不本意ながら手心を加えろともお願いするか?
いや、そうした「フリ」は一層場を白けさせる
どうしたものか
…英雄アーサーや話に聞く「巨影殺し」に劣らぬ闘士が必要だったのだ…
頭をかかえるレトの傍らに見慣れぬ女(?)戦士が立つ
「大丈夫だ。オレ一人でやる」
何者だろう…
…いや、そんな事より無謀すぎる
生死を問うものではないという事は巨人闘士には言い含めてはいるが今まで
何人の手練が手負いになっていったと思っているのか
そんなレトを尻目に制止しようとする進行係数人の男を押しのけ
女は観衆の前に出ていった
地這のキュー
illust/72937903
ノーザリアに渡った際、口説き落とした巨人族の女戦士
興行のため決して少ない額ではない前金を支払い、観客の驚きが損なわれぬよう渋る彼女を巨大な荷車に伏せさせてまで闘技場に運び込み、ノーザリアからの誘致闘士という手前、闘士の体に取り付けた風船を割ったものの勝ちとするごくごく平和的な特殊ルールまで手配し臨んだ。
最初はその見慣れぬ巨人の容貌に興奮していた観客だったが
それにも人というのは慣れるもので、場の熱気が回を追うごとに加速度的に冷えていくのが
わかった。
巨人と人間とではやはり力に差がありすぎたのだ。
もちろん相手闘士には手練を揃え、回を重ねる度頭数も6人から10人まで増やした
弓や投擲武器の使い手も送り出した
それでも巨人闘士には及ばない。
不本意ながら手心を加えろともお願いするか?
いや、そうした「フリ」は一層場を白けさせる
どうしたものか
…英雄アーサーや話に聞く「巨影殺し」に劣らぬ闘士が必要だったのだ…
頭をかかえるレトの傍らに見慣れぬ女(?)戦士が立つ
「大丈夫だ。オレ一人でやる」
何者だろう…
…いや、そんな事より無謀すぎる
生死を問うものではないという事は巨人闘士には言い含めてはいるが今まで
何人の手練が手負いになっていったと思っているのか
そんなレトを尻目に制止しようとする進行係数人の男を押しのけ
女は観衆の前に出ていった
地這のキュー
illust/72937903
いわや
「最初はその見慣れる巨人の容貌に~」←見慣れぬですか?
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