【打上30周年記念】おめでとう、人工衛星「じんだい」
初めまして、旧・航空宇宙技術研究所 (NAL)の磁気軸受フライホイール実験装置・MABES(メイビス)と申します。
現在の宇宙航空研究開発機構(JAXA)へと統合される以前のNALは、主に航空技術の開発で知られていましたが、実は人工衛星やロケット等、宇宙開発の分野でも様々な技術を研究していました。
その中でも、人工衛星の姿勢制御を行うリアクションホイールの長寿命化を目指して研究されていたのが、磁気軸受フライホイール。
ホイールの回転軸を磁力のみで拘束し物理的に接触しないようにすることで、摩耗などによる故障や劣化を防げるんです。
NAL同様にJAXAへと統合された旧・宇宙科学研究所(ISAS)の「はやぶさ」さんでも起きましたが、リアクションホイールが必要な時に動かないと、困ってしまいますよね?
ミッション期間の約3日で、磁気軸受フライホイールを実際に動かし動作データを収集します。
短いと思われるかもしれませんがデータ取りならこれで十分で、実際、電源を再充電する為の太陽電池を、私は備えていません。
この絵が公開された今日、2016年8月13日は、私の打上30周年の記念日になります。
やはりJAXAの前身組織の一つ、旧・宇宙開発事業団(NASDA)のH-Ⅰロケット1号機に載って、私は種子島から宇宙へ旅立ちました。
頭の上には690kg近くあるNASDAの測地衛星「あじさい」さんが載り、小脇には日本アマチュア無線連盟の50kg級衛星「ふじ」さんが括り付けられた状態での打上は、ちょっと“荷が重かった”ですね(^^;
この打上では「あじさい」さんが主な打上衛星で、私と「ふじ」さんは相乗りペイロードという扱いでした。
複数の衛星を同時に打上げたのは、国内ではこれが初めてでしたから、私たち二人で“日本初のピギーバック衛星”のタイ記録保持者と言える、かもしれません。
…ただ、私が“人工衛星”、特に“JAXAの前身組織の人工衛星”として見做されているかについては、正直自信が持てないんです。
私の正式名称は“装置”であり英語だと“System”、“衛星”でも“Satellite”でもありません。
JAXAのWebサイトには統合以前からの歴代衛星のリストがありますが、NALが開発した私ともう1基には、詳細情報を記したページが用意されていません。
なんだか、無視されているというか、認知されていないというか…。
すみません、折角の記念日に、愚痴っぽくなってしまいました。
人がどんな扱いをしようとも、私は私。
NALから新技術の実証を託され、その地元に因んだ愛称を戴きました。
30周年の節目に、改めて、お見知りおき下さいませ。
私の“名”は「じんだい」。
旧・航空宇宙技術研究所の、人工衛星です。
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久々の衛星擬人化イラストは、その公式情報の少なさから“謎の衛星”とさえ呼ばれたりする「じんだい」さんです。
四角くMLIの金色一色な姿をモチーフに壺装束風の衣装を着せ、旧NAL本部(現・JAXA本社)に近い深大寺の名物“ナンジャモンジャの花”を柄にあしらいました。
この日に間に合わせようと結構前から準備してたのですが、一月前に「これじゃ完成させても嬉しくない」と、出来への不満から1から描き直し、突貫作業でなんとか完成。
大変でしたけど、少しでも満足いく作品になるよう頑張れたので、楽しかったです。
ここ最近は2次創作がメインで、宇宙ネタからは離れてましたが、また徐々に描いていけるとイイナと思ってます。
参考)
MABES管制記念スペースカバー(記念品封筒):http://hangasw.com/space-cover/cover_1p/Spc27.htm
JAXA歴代衛星リスト: http://www.jaxa.jp/projects/past_project/sat_j.html
現在の宇宙航空研究開発機構(JAXA)へと統合される以前のNALは、主に航空技術の開発で知られていましたが、実は人工衛星やロケット等、宇宙開発の分野でも様々な技術を研究していました。
その中でも、人工衛星の姿勢制御を行うリアクションホイールの長寿命化を目指して研究されていたのが、磁気軸受フライホイール。
ホイールの回転軸を磁力のみで拘束し物理的に接触しないようにすることで、摩耗などによる故障や劣化を防げるんです。
NAL同様にJAXAへと統合された旧・宇宙科学研究所(ISAS)の「はやぶさ」さんでも起きましたが、リアクションホイールが必要な時に動かないと、困ってしまいますよね?
ミッション期間の約3日で、磁気軸受フライホイールを実際に動かし動作データを収集します。
短いと思われるかもしれませんがデータ取りならこれで十分で、実際、電源を再充電する為の太陽電池を、私は備えていません。
この絵が公開された今日、2016年8月13日は、私の打上30周年の記念日になります。
やはりJAXAの前身組織の一つ、旧・宇宙開発事業団(NASDA)のH-Ⅰロケット1号機に載って、私は種子島から宇宙へ旅立ちました。
頭の上には690kg近くあるNASDAの測地衛星「あじさい」さんが載り、小脇には日本アマチュア無線連盟の50kg級衛星「ふじ」さんが括り付けられた状態での打上は、ちょっと“荷が重かった”ですね(^^;
この打上では「あじさい」さんが主な打上衛星で、私と「ふじ」さんは相乗りペイロードという扱いでした。
複数の衛星を同時に打上げたのは、国内ではこれが初めてでしたから、私たち二人で“日本初のピギーバック衛星”のタイ記録保持者と言える、かもしれません。
…ただ、私が“人工衛星”、特に“JAXAの前身組織の人工衛星”として見做されているかについては、正直自信が持てないんです。
私の正式名称は“装置”であり英語だと“System”、“衛星”でも“Satellite”でもありません。
JAXAのWebサイトには統合以前からの歴代衛星のリストがありますが、NALが開発した私ともう1基には、詳細情報を記したページが用意されていません。
なんだか、無視されているというか、認知されていないというか…。
すみません、折角の記念日に、愚痴っぽくなってしまいました。
人がどんな扱いをしようとも、私は私。
NALから新技術の実証を託され、その地元に因んだ愛称を戴きました。
30周年の節目に、改めて、お見知りおき下さいませ。
私の“名”は「じんだい」。
旧・航空宇宙技術研究所の、人工衛星です。
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久々の衛星擬人化イラストは、その公式情報の少なさから“謎の衛星”とさえ呼ばれたりする「じんだい」さんです。
四角くMLIの金色一色な姿をモチーフに壺装束風の衣装を着せ、旧NAL本部(現・JAXA本社)に近い深大寺の名物“ナンジャモンジャの花”を柄にあしらいました。
この日に間に合わせようと結構前から準備してたのですが、一月前に「これじゃ完成させても嬉しくない」と、出来への不満から1から描き直し、突貫作業でなんとか完成。
大変でしたけど、少しでも満足いく作品になるよう頑張れたので、楽しかったです。
ここ最近は2次創作がメインで、宇宙ネタからは離れてましたが、また徐々に描いていけるとイイナと思ってます。
参考)
MABES管制記念スペースカバー(記念品封筒):http://hangasw.com/space-cover/cover_1p/Spc27.htm
JAXA歴代衛星リスト: http://www.jaxa.jp/projects/past_project/sat_j.html
ケドルスキー
イメージレスポンスありがとうございます。 そちらのじんだいさん磁気フライホイールの表現も素晴らしく上手でカッコいいです! 30周年を機に謎の衛星じんだいが脚光を浴びれればいいですね
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