【シャディル】3年目のおたおめと
▼
「アリアンさん。もう半年すぎちゃったね。」
「…えぇ、そうですね。」
おれと先輩が、生徒会の顔になってから…もう半年になる。
その間、特に大きな騒ぎはなく、時々賭博好きな会計をしばきながら過ごしてきた。
そんな日々だからかもしれないが、先輩の言葉は、とても穏やかだったが…おれの中に重く響いた。
(そうか、もう…半年なのか…。)
思えば、おれはまだこの気持ちを先輩に伝えてない。
いや、伝えていることには伝えているのだが…まぁ察してくれ。
表現が下手なのは知ってるんだよ。皆まで言うな。
「アリアンさん?どうかしたの?」
「!!??…いえ、何でも…。」
タイミング良く先輩の顔がおれの目の前に現れたせいで、おれは少し声を裏返しながらもそう答えた。
それに先輩は「そう?」と怪訝そうな顔をしたが、直ぐに大丈夫だと判断したのか笑って「なら良いんだ。」と顔を離した。
…タイミング良すぎるだろ先輩…。
「…そろそろ、僕も卒業後の事を考えないとね。…また忙しくなりそうだなぁ…。」
そう言って背伸びをする先輩。
おれが始めて会った時よりも大人びた先輩を見て、おれはまた考える。
……このまま、伝えずにいて本当に良いのか?
(…もし、この気持ちを伝えたら、先輩にとってそれは重荷になるんじゃないのか…?)
そうやって幾ら自問自答しても、答えが出てこないわけで。
ーアリアンは臆病だからなぁ。
(………うるせぇよ。)
ふと、耳に届いた懐かしい声。
…それは、おれを馬鹿にしているようにも、勇気づけている様にも聞こえた。
これで失敗したら、お前のせいだからな。
そう心の中で言い放つと、横に向き直し、腕章に触れながら「先輩。」と声を掛けた。
「ん?どうかしたの?」
「……おれ、ずっと先輩に隠してたことがあります。」
ー先輩の事、ずっと好きでした。これからも、ずっと大好きです。
.
▼お借りしました。
勝手に思いを押し付けてすいません。
何か今更過ぎて色々と申し訳ありません。
【illust/52528318】
絃
【illust/52572734】
「アリアンさん。もう半年すぎちゃったね。」
「…えぇ、そうですね。」
おれと先輩が、生徒会の顔になってから…もう半年になる。
その間、特に大きな騒ぎはなく、時々賭博好きな会計をしばきながら過ごしてきた。
そんな日々だからかもしれないが、先輩の言葉は、とても穏やかだったが…おれの中に重く響いた。
(そうか、もう…半年なのか…。)
思えば、おれはまだこの気持ちを先輩に伝えてない。
いや、伝えていることには伝えているのだが…まぁ察してくれ。
表現が下手なのは知ってるんだよ。皆まで言うな。
「アリアンさん?どうかしたの?」
「!!??…いえ、何でも…。」
タイミング良く先輩の顔がおれの目の前に現れたせいで、おれは少し声を裏返しながらもそう答えた。
それに先輩は「そう?」と怪訝そうな顔をしたが、直ぐに大丈夫だと判断したのか笑って「なら良いんだ。」と顔を離した。
…タイミング良すぎるだろ先輩…。
「…そろそろ、僕も卒業後の事を考えないとね。…また忙しくなりそうだなぁ…。」
そう言って背伸びをする先輩。
おれが始めて会った時よりも大人びた先輩を見て、おれはまた考える。
……このまま、伝えずにいて本当に良いのか?
(…もし、この気持ちを伝えたら、先輩にとってそれは重荷になるんじゃないのか…?)
そうやって幾ら自問自答しても、答えが出てこないわけで。
ーアリアンは臆病だからなぁ。
(………うるせぇよ。)
ふと、耳に届いた懐かしい声。
…それは、おれを馬鹿にしているようにも、勇気づけている様にも聞こえた。
これで失敗したら、お前のせいだからな。
そう心の中で言い放つと、横に向き直し、腕章に触れながら「先輩。」と声を掛けた。
「ん?どうかしたの?」
「……おれ、ずっと先輩に隠してたことがあります。」
ー先輩の事、ずっと好きでした。これからも、ずっと大好きです。
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▼お借りしました。
勝手に思いを押し付けてすいません。
何か今更過ぎて色々と申し訳ありません。
【illust/52528318】
絃
【illust/52572734】
Lily@プロフ必読
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