眠れる森のNo Carrots漫画④
これまでの漫画はこちら①illust/54801112(コンセプトは①を参照)、②illust/55119357、➂illust/55467722
★漫画の中でフィリップはフランソワという偽名を利用しています★話の都合上一部オリジナルが出ます★アンケート付設しています
16/4/23 記事分割です。新記事⑤はこちらillust/56485354
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16/3/31追記 以下は個人的な意見です。どうしてこの漫画を描いているのか。
これ言うとあれかもしれないけど、アニメのオーロラとフィリップは正直、二人の間にある愛が真実の愛かどうかという判断は、あまりに二人の描写がなさすぎて観る側にはできないと思う。どうして身を挺してフィリップがマレフィセントと戦えるほどの意志を持てたのか疑問だし、ローズも、いくら王子と会う夢を見たとしても、これが真実の愛だなんて確信する瞬間は(比較対象がないうえ社会的経験が少なすぎるせいで)なかったと思うの。だから、こじつけでもいいので、納得できるような話の流れにしたいと思って、懲りずにこの漫画を描いてるんですよね。
だってそもそもフィリップが本当に、本気で、あらゆる困難を乗り越えてまで彼女と結ばれたい!と確信したと分かる瞬間はアニメにはないし、すごく現実的で冷静な目で見れば、フィリップは彼女と結ばれることが真実の愛だからと思って戦ったのではなく、戦ったからこそフィリップとオーロラにとってそれが真実の愛になった(変化した)という流れの方が納得できてしまう。戦うシーンがなければキスで目覚めないでしょ、彼女は。後者よりも前者のほうが望ましいし、「なぜフィリップは戦ったのか」というところに真実の愛が隠れているべきなんだから、漫画ではフィリップとローズの関わり合いと過程を描くことが必須だと思ったんです。アニメの描写が不足した状態だと、もし一目みて「この相手が運命の人だ!」と二人が思って、本当に運命の男女であることが真実だったとしても、それは二人の意志から生まれたものではなく第三者(神様みたいなもの)で定められているから彼女はキスで目覚めたのだ、ということになってしまうでしょう。だから観る側は「まあ童話だから」という理由で深く考えなくなってしまう。
こういう視点で見てみると、たとえばラプンツェルは二人の過程が丁寧に描かれているから納得できる流れだよね。ラプンツェルもローズと同じく社会と断絶された環境にいたけれど、ラプンツェルは生まれたてのヒヨコみたくフリンを好きになったわけではなく、ちゃんとフリンと関わって話をして支えて支えられてを繰り返したからフリンを好きになっていて、フリンも最初はめんどくせえなと思っていたラプンツェルが本当は芯が強く心優しい女性だと分かったから惹かれていったんだから、フィリップとローズに比べればずっと見る側に「だからこそ、結ばれたんです」という理由を与えられている。童話だから、という理由で終わりにしていない。だから私はラプンツェルの話は面白いなと思った。
じゃあなぜ眠れる森の美女の漫画を描いているのかというと、原作(アニメ)の余白が多すぎて余地があるから描きやすい、という理由からです。「まあ童話だから」という理由で終わらせない話だったとしたら、どういう話になるのだろうという個人的な好奇心が根拠。なので、読んでいる方たちを楽しませたいとか喜ばせたいとかそういう気持ちではなく、自分が納得したいがために漫画を描いています。でもたぶん、ここまで述べたことはそれほど普遍的な考え方からは外れていないと思うから、私と同じような感覚をぼんやり抱いてくれて読んでいる人も中にはいる気がするんですよね。
★漫画の中でフィリップはフランソワという偽名を利用しています★話の都合上一部オリジナルが出ます★アンケート付設しています
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16/3/31追記 以下は個人的な意見です。どうしてこの漫画を描いているのか。
これ言うとあれかもしれないけど、アニメのオーロラとフィリップは正直、二人の間にある愛が真実の愛かどうかという判断は、あまりに二人の描写がなさすぎて観る側にはできないと思う。どうして身を挺してフィリップがマレフィセントと戦えるほどの意志を持てたのか疑問だし、ローズも、いくら王子と会う夢を見たとしても、これが真実の愛だなんて確信する瞬間は(比較対象がないうえ社会的経験が少なすぎるせいで)なかったと思うの。だから、こじつけでもいいので、納得できるような話の流れにしたいと思って、懲りずにこの漫画を描いてるんですよね。
だってそもそもフィリップが本当に、本気で、あらゆる困難を乗り越えてまで彼女と結ばれたい!と確信したと分かる瞬間はアニメにはないし、すごく現実的で冷静な目で見れば、フィリップは彼女と結ばれることが真実の愛だからと思って戦ったのではなく、戦ったからこそフィリップとオーロラにとってそれが真実の愛になった(変化した)という流れの方が納得できてしまう。戦うシーンがなければキスで目覚めないでしょ、彼女は。後者よりも前者のほうが望ましいし、「なぜフィリップは戦ったのか」というところに真実の愛が隠れているべきなんだから、漫画ではフィリップとローズの関わり合いと過程を描くことが必須だと思ったんです。アニメの描写が不足した状態だと、もし一目みて「この相手が運命の人だ!」と二人が思って、本当に運命の男女であることが真実だったとしても、それは二人の意志から生まれたものではなく第三者(神様みたいなもの)で定められているから彼女はキスで目覚めたのだ、ということになってしまうでしょう。だから観る側は「まあ童話だから」という理由で深く考えなくなってしまう。
こういう視点で見てみると、たとえばラプンツェルは二人の過程が丁寧に描かれているから納得できる流れだよね。ラプンツェルもローズと同じく社会と断絶された環境にいたけれど、ラプンツェルは生まれたてのヒヨコみたくフリンを好きになったわけではなく、ちゃんとフリンと関わって話をして支えて支えられてを繰り返したからフリンを好きになっていて、フリンも最初はめんどくせえなと思っていたラプンツェルが本当は芯が強く心優しい女性だと分かったから惹かれていったんだから、フィリップとローズに比べればずっと見る側に「だからこそ、結ばれたんです」という理由を与えられている。童話だから、という理由で終わりにしていない。だから私はラプンツェルの話は面白いなと思った。
じゃあなぜ眠れる森の美女の漫画を描いているのかというと、原作(アニメ)の余白が多すぎて余地があるから描きやすい、という理由からです。「まあ童話だから」という理由で終わらせない話だったとしたら、どういう話になるのだろうという個人的な好奇心が根拠。なので、読んでいる方たちを楽しませたいとか喜ばせたいとかそういう気持ちではなく、自分が納得したいがために漫画を描いています。でもたぶん、ここまで述べたことはそれほど普遍的な考え方からは外れていないと思うから、私と同じような感覚をぼんやり抱いてくれて読んでいる人も中にはいる気がするんですよね。
樹雨る花
Comments
ヒヨシ
2018-03-25 21:31
ディズニープリンスでフィリップ王子が大好きですよ。 そして、原著より、姫と王子の付き合いをくわしく描写し、その後の物語が辻褄を合わせるようになりますよね。 その後の物語も楽しんでいますよ。
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作者様のお考えに強く共感したため、コメントを送らせていただきました。 私もオーロラ姫のお話は少し余白が多いと感じていて、その余白が好きであると同時にもっと知りたいな、という気持ちがありました。 なので、作者様の漫画を楽しく読ませていただいています!
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