海軍呉鎮守府特別陸戦隊 レイテ島 (鉄獅子その11)
日本海軍は基地の警備や上陸作戦を目的として陸戦隊という独自の陸上戦闘部隊を有しており、illust/28383385のように戦車もありました。 特二式内火艇(とくにしきうちびてい)は海軍が陸軍の九五式軽戦車をベースに設計した水陸両用戦車で、その航行性能は当時世界の先端をいっていました。 車体の前後にフロートという浮きを付けて航行し、上陸後フロートを切り離せば戦車として戦えるという優れものです。(この絵ではフロートは切り離してあります)ちなみに当時アメリカ軍はノルマンディー上陸作戦でM4戦車を水陸両用に改造したものを投入させましたが、ほとんどが沖合で沈んでしまったそうです。 ただこの高性能も実践で使用されることがほとんどなく、普通の戦車として使用されることばかりだったそうです。 特二式内火艇はサイパンなど各地で戦った記録がありますが、特に有名な戦いは1944年12月にフィリピンレイテ島に上陸したアメリカ軍の後ろから更に逆上陸するという作戦で、この海軍特別陸戦隊が敵前にド派手に上陸したといいます。しかし元となった車両と同じようにこの車両も戦闘能力は高くなく、大きな活躍はできなかったそうです。この作戦も上陸後味方との連絡に失敗して敗北したそうです。 またこの車両はあくまで船として勘定されており、正確には車両ではなく艇です。
御nomichi
Comments
ドデン三式
2012-09-09 02:36
結局陸で戦車として使うのなら、増加装甲くらいすれば良かったのにとプラモ作ってる時に思いました。陸軍でも内緒でチハにM3装甲付けたのに・・・
御nomichi
2012-09-08 20:08
棒人間さん、侵攻を目的とした上陸作戦なら使い捨てでもよかったんでしょうね。 あと評価されるだけ成功してまだましだったと思います。性能が良くても本土で温存されて使われずじまいだった物は歴史に残りませんものね
棒人間
2012-09-08 14:30
フロートは一度切り離したら再装着が困難で実質使い捨てだったとか・・・。実際に上陸からの戦闘参加に成功した点では評価されていますね
ドデン三式さん、海軍さんなら軍艦用の良い鉄いっぱい持ってるでしょうにね。 戦車というものに対する認識が、欧州戦線みたいなぎりぎりの火力と装甲の競い合いみたいな感覚とは違っていたんでしょうね。