【PFV】第四章 時【ゾク族】

キムスメ・ンらは、ゾク族の里から星の夜空を見上げていた。

山の空気はどこまでも冷たく澄みきっている。
遠く微かに、高い峰々を渡る風の音が響いて渡る。

風の中、彼らは言葉もなく佇んでいた。
変わることなき星空は、胸中に過去を呼覚ましてゆく。

或る者は物思いに沈み、或る者は過ぎ去りし面影を追い、
また或る者は、これより来たる未来へと思いを馳せる。
それらは各々の胸のうちに秘められ、今は粛として語られぬ。

沈黙の中、風の音だけが微かに響く。

過去から未来へと「時」は巡り、
音も無く、彼らの足元へも積まれゆく。
 
 

■一年が経過しましたので、ゾク族も戦地に赴きます…が、暫くは故オトー・ン族長の死を悼んだりもしてる予定です。
戦地にもいますし、お家にもいるかも^^

族長オトー・ン【illust/16326974】 族長の娘キムスメ・ン【illust/16326976
文章:Dia【user/696438】 砂雲【user/647735
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2011-03-25 09:10
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桂福蔵

Comments

桂福蔵's avatar
桂福蔵 2011-03-26 10:03

ありがとうございます!!!! 一緒に見上げていただけたら嬉しいです^^

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HOBO 2011-03-25 15:46

クオリティーの高い構成力☆ステキ♪

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